「CONTROL」という映画がある。
かつて伝説のバンド「ジョイ・ディヴィジョン」がいた。
23歳という若さで人生を駆け抜けたヴォーカリスト、
イアン・カーティスの生涯を「世界のロックシーンを
撮り続けたフォトグラファー」、アントン・コービンが
再現した作品だが、この作品の共感する部分は「存在」
をテーマに描いているところであろう。
「存在、それが何だというんだ。僕は精一杯 存在している。」
そして、あくまで普通の人間。
恋愛、結婚、出産、人気、愛人、病気、孤立、・・・。
23歳。
そして、あくまで普通の人間。
すべて、自分自身のコントロールできない感情の領域を
歌を通じてというより常に、遺書のようなメッセージを
贈り続けた一人のヴォーカリストの話だが、
日本にも強烈なメッセージを贈った一人の男がいる。
以前にも紹介させて頂いた高田渡様だ。
唄とは何か、残す事とは何か。常にシンガーとしての
あり方、メッセージを自分自身の「存在」を通して
伝え続けた、二人の生涯が劇場で公開している。
しかし、音楽とはいったい何なんだろう?
音楽もいいけど
ペコス買いに行こうぜ